和 名 : ニホンヤモリ
英語名はJapanese geckoですって。そのままですね。
学名はGecko japonicusで、江戸時代に来日したシーボルトが新種として報告した為、そのように名付けられたとかなんとか。wikipediaに書いてました(笑)
名前からして日本固有種なのかと思いきや、ユーラシア大陸からの移住者とのこと。渡ってきたのが平安時代以降らしいですが、奈良時代の渡来人と一緒に来たと思ったら夢とロマンがありますね。
分 類 : 爬虫綱 有鱗目 トカゲ亜目 ヤモリ科
●爬虫綱(Reptilia)
●有隣目
爬虫綱の目の一つでトカゲ類・ヘビ類を含むグループなんですって。
●トカゲ亜目
亜目Lacertilia (Sauria)の仲間はヘビ亜目とともに有鱗目を構成し、その起源を三畳紀に栄えた始顎類(しがくるい)にみることができるんやて。
●ヤモリ科
(ヤモリか、守宮科、壁虎科、学名:Gekkonidae)は有鱗目の科の一つ。模式属はヤモリ属らしい。
日本には、ニホンヤモリを含む10数種が生息しています。
トカゲやイモリとは違うグループです。
生息地 : 中国東部、日本(秋田県以南の本州、四国、九州、対馬)、朝鮮半島
ニホンヤモリの生息地は、中国東部、日本(秋田県以南の本州、四国、九州、対馬)、朝鮮半島ですが、民家に住みつき、田舎だけでなく都市部にも生息しているので、なじみのある生き物ですよね。
公園などの木の隙間や家の軒下・屋根裏によく住んでます。
普通に大阪にも生息してます。
生 態 : 夜行性で昆虫を食べる。寿命は5~10年
体長はおよそ10~14cmで、環境に合わせて灰色だったり、黒くなったり保護色になるのも特徴的です。昼間は木の隙間や影でじっとしていますが、夜は灯りにつられた虫を食べてます。
夜、意識して家の壁や塀、灯りの裏を見てみると、よくくっついてます。
体長はおよそ10~14cmで、環境に合わせて灰色だったり、黒くなったり保護色になるのも特徴的です。手足に特徴があり壁を自由自在に登ります。その手足はペタペタしています。
昼間は木の隙間や影でじっとしていますが、夜は灯りにつられた虫を食べてます。
飼育する場合はコオロギやミルワームを購入して与えるか、クモを捕獲して与えるか、人工餌を与えるかですが、人工餌(レオパゲル、レオパドライ)はなかなか食べてくれません。
しかも生きている虫を好んで食べる(しか食べない!?)ので、餌を与えるところでつまずくことが多いみたいです。
繁殖!?
オスとメスを一緒のケージに入れておくと、最初はけん制しあっていますが、いつのまにかべたべたくっつき始めます。
そして気が付くと、たまごです。
補 足 : 飼育する!?
ヤモリ自体に”におい”はほとんどありません。
餌のコオロギはすぐに臭くなるし、カサカサカサカサきっしょいですが、ヤモリ自体は特に問題を感じたことはありません。
うちの子はコオロギを食べた日の夜に必ずウンチをしていますが、ウンチも臭くありません。
とは言いながら、1日1回の水やり(ケースの壁に霧吹き)、カルシウム不足を起こさないためのサプリメント添加、環境温度の一定化などいろいろと難しいところはありますが、単純にほかの爬虫類と比べて圧倒的に顔がかわいいです。
カナヘビやトカゲと比べると、目が丸くて大きくて、爬虫類感が少ないです。